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ポテチやスナック菓子に要注意!「アクリルアミド」スナック含有物質に発がん性が…。 [健康]

お酒のおつまみやおやつなど
大人から子供まで幅広い世代で
食べられているスナック菓子。

そんなスナック菓子を代表する
ポテトチップスなどに発がん性物質が
含まれている可能性があると
食品安全委員会で発表されました。


化学物質の「アクリルアミド」のリスクを
評価している内閣府食品安全委員会は

次世代にも影響が及ぶ
「遺伝毒性をもつ発がん物質」
との評価案を示しています。


アクリルアミドに対する
国内での評価は初めてで
今後、メーカーでの低減策が
起こるかもしれません。







「アクリルアミド」について
海外では2000年代初頭から
さまざまな調査結果に基づき、発がん性が認識され
消費者に注意を呼びかけていました。

食品安全委員会の化学物質・汚染物質専門調査会は
海外の動きを受けて、11年12月から独自にリスクを検討していました。

調査会は、国内外の各種動物実験の結果から
「アクリルアミド」は遺伝子や染色体の構造に変化をもたらし
次世代にも影響しうる発がん物質、と評価しました。

人に関する「アクリルアミド」の摂取量と
がんの因果関係については
海外の疫学報告からは十分な証拠は得られなかったのですが
国立環境研究所が中心となり
日本人のアクリルアミドの摂取量を調べ
どういう人の場合、リスクが高くなるかなどを推定し
最終的な評価書をまとめる方針だそうです。

農林水産省によると、「アクリルアミド」は
炭水化物を多く含む原材料を120度以上の高温で揚げたり
焼いたりすると発生する化学物質で
これまでの調査では多く含むものに
ジャガイモの加工品、ケーキ・ビスケット類
トースト、コーンスナック、コーヒーなどがあげられていました。


ポテチ.jpg


「アクリルアミド」は家庭内の調理でも発生するため
欧州食品安全機関(EFSA)では

「揚げ物は揚げ過ぎず、
トーストは焦がさず軽いキツネ色に焼く」

など、発がん物質を減らす方法を
ホームページで公開、注意を呼びかけています。



ジャガイモなど、炭水化物の多い原材料に含まれる
アミノ酸の一種のアスパラギンと糖類が
「揚げる」「焼く」「煎る」など120度以上で加熱調理されることにより
化学反応を起こして生じる「アクリルアミド」

生の食材や、ゆでたり、蒸したりした食品には含まれていないのですが
日常的にも知らないうちに食べてしまっていたんですね。


国際がん研究機関(IARC)は、発がん性の分類で、
上から2番目のランクの「おそらく発がん性あり」に分類しているほど
体に害を及ぼす可能性のある「アクリルアミド」。

工業用に合成されたものもあり、
土壌改良剤などに使われているものもありますが
人間の体には良い効果はもたらしません。

食べるものに気をつけていても意外と見落としがちな
調理の仕方も工夫が必要な時代になってしまいましたね。


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タグ:健康 病気 対策
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